本を出したい

 

本を出した

 

このたび KADOKAWAさんから 

「とびっきり美味しくて、超ズボラな 道具ひとつ、ほぼほったらかしご飯」

という本を出すことになりました。

 

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この本について しゃべった動画も投稿しています

 

 


本を出したい

 

この本についてしゃべったら

コメント欄がざわざわしました。

 

 

最初は断る気満々だった

 

 

昔 視聴者さんと

「一生に一度は本を出してみたいなぁ」

って 話していました。

 

ただ ぼくが出したかった本というのは

 

ぼくがYouTubeを始めて 最終的な目的地にたどり着くであろうストーリーだったり

みなさんとのコメント欄でのやりとりを集めた本だったり

このブログに書いてあることだったり

 

そんな本を出せたらいいなぁって思っていました。

 

なので レシピ本を出す予定は全くありませんでした

そんな話しがきても 断るつもりでした。

(てか こんわ って思ってた)

 

で 今回

 

5人の出版社さんから

「本を出しませんか?」

と 声をかけられました。

 

「よし!全部 断ろう!」

って 思いました。

 

ただ 1人だけ 雰囲気がちょっと違う人がいて

なんか面白そうだと思って いろいろ聞いてみました。

 

 

なぜ ぼくなんですか?

 

 

ぼくよりも 料理の上手い人たちがたくさんいるのに なぜ ぼくなんですか?

って 聞きました。

(ぼくにとって最大の疑問だった)

 

キコノヒトさんの動画を見る度に

「なんか いいなぁ~」

と 思ったからです。

 

これを聞いて ぼくも なんか いいなぁ~ って思いました。

 

 

毎日のご飯の支度は大変なんです

 

 

また この方は 

 

毎日 ご飯の支度をしなくてはならない私にとっては

「鍋2つ洗いたくない 食器も包丁も洗いたくない」

という言葉を

そのまま本の帯に使いたいぐらいしっくりきました。

 

と。

 

そして

 

「キコノヒトさんの世界観を出した本を出版したいです」

とも 言われました。

 

「いやいや ぼくの世界観を出しちゃダメでしょう 笑」

って 思いました。

てか 言いました 笑

 

もう この方の頭の中には ぼくの本が出来上がっていました。

(結局 この本は ぼくの世界観が出ています)

 

と まぁ ぼくのレシピ本って役に立つかも…。

って 思ったので やってみるか

って なりました。

 

本の最初のところに やってみるか

って なった理由と

この本は こういう使い方をしてほしい

というのを書いています。

 

 

みんなが「えっ?」

 

 

出版がすること決まり

編集者さん ライターさん カメラマンさん ぼく の4人で

早速 料理を作って撮影を行いました。

 

 

いざ 撮影が始まると

ぼくのひとつひとつの行動に

みなさんが「えっ?」って言うんです。

 

で ぼくも「えっ?」ってなって

 

「いやいや いいんですよ いいんですよ キコさんの好きにやってください」

って言われる場面が結構あって

 

「あ~ やっぱりぼくの料理って なんかおかしいんだなぁ…」

って あらためて思いましたよね… 笑

 

鎖国的な。。

 

 

再現度の高さを確かめたかった

 

 

今回 本に載っている写真は

上に書いた4人で作った料理です。

ぼく1人で作っていません。

手伝ってもらってます。

(全て ぼくのチェックは入っています)

 

打ち合わせの段階で

「これって この日程で ぼく1人で作るんですか?」

 って 確認したところ

「いえいえ 私たちも手伝います」

って 言われて

 

なんかやだなぁ~ って 思ったんです。

 

ぼく1人で作るのも大変で嫌だけど

ぼく(著者)以外の人が作るのも なんかやだなぁ~ って。

(面倒くさい性格)

 

でも そのときに

「いや これはチャンスかも…」

って 思ったんです。

 

毎回 ぼくの動画の概要欄まで見てくれている人たちは知っていると思いますが

みんなが引くぐらいの試行錯誤をしています。

 

ですが

 

ぼくのコメント欄には 時々

「コゲた~」

「うまくいかなかった…」

みたいなコメントがきます。

(本当に時々ですが)

 

 

他にも失敗した人がいるんじゃないかなぁ…

気になるなぁ…

って ずっと思っていました。

ぼく以外の人が作っても 同じ味になるのかなぁ… って。

 

なので 今回

 

編集者さん ライターさん カメラマンさん に

あえて作らせた部分もあります。

 

編集者さん ライターさん

実験台にして ごめんなさい 笑

 

そして カメラマンさんには 撮影後に伝えたのですが

オコダヨ! って怒られました 笑

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おかげで 本の写真の通りですが

ぼく以外の人でも 再現できることが確認できました

 

 

訂正箇所があります 大した訂正じゃないけど

 

 

P68 P69に卵を使ったレシピが載っています。

卵は写真のようにはなりません。

もっと細かい感じになります。

これは完全にぼくのミス。

作り方を間違えたまま 写真を撮りました。

すみません。

(でも 個人的には 細かいほうが 体に優しい感じになるので好きです)

 

P70のボウルのところに

「僕はステンレス製がお気に入りです」

と書いてありますが

過去の記事でも書いている通り

ぼくはガラス製が一番好きです。

でも別にステンレスが嫌いなわけではないので

正確に言うと

「ぼくはステンレス製が2番目にお気に入りです」

になります。

 

 

この本の中に目的を書いています

 

 

動画でも言っているのですが

ぼくには動画を投稿している目的が11コあります。

そのうちの1コを本に書きました。

 

 

こういう人に買ってほしい

 

 

・料理をしない人 できない人

・一人暮らしを始める人

・娘さん 息子さんが 一人暮らしを始める人

・うちの視聴者さん

 

あとこれ 動画で言い損ねたんですけど

 

・洗い物を減らしたい人

 

に 買ってもらいたいです。

 

 

この本を通して ぼくが伝えたかったもうひとつのこと

 

 

ぼく

小学生のときに 中学生になるのが嫌で

中学生のときは 高校生になるのが嫌で

高校生のときは 大学生になるのが嫌で

大学生のときは 社会人になるのが嫌でした。

 

もう とにかく学校が嫌で

(先生から怒られるし)

 

でも 社会人になるのも嫌でした。

(大学生のときは精神的に楽だったけど 就職 というのが常に頭を過ぎっていたので 心の底から楽しめなかった)

 

で 今 社会人を何年かやっているんですけど

はっきり言えるのは 社会人のほうが

はるかに楽で楽しいです。

(最初の5年ぐらいはきつかったけど)

 

学校という空間が

いかに狭い世界だったかがよくわかります。

学生のときに比べて はるかに自由。

 

なので

 

ぼくみたいに学校嫌いな人は 社会人のほうがおすすめ。

(まぁみんな社会人になるんですが…)

 

 

今回 ぼくは

料理が出来ない人なのに 料理本を出したわけです。

 

学校生活では なかなかこういう底辺から…

みたいなことはないんじゃないですかね?

(ぼくがなかっただけかもしれません)

 

でも 社会人になるとそれがアリの世界。

 

人生の逆転ホームランなんて どこからでも打てるかもよ~

 

ってことを伝えたかったです。

あいつが本出せたんだから 自分も…

みたいな。

 

 

カメラマンさんに聞いてみた

 

 

今回 本の撮影で

キラキラしたカメラマンさんがいました。

明らかに仕事を楽しんでいる感じの。

 

 

ちょっと聞いてみました。

 

「学生のときと 社会人の今と どっちが楽しいですか?」

 

「今!!」

 

「ですよね 笑」

 

 即答でした。

 

こういう大人が世の中にいることを みなさんにも伝えたい。

 

 

TOWAMAN2号との取り引き

 

 

動画を見てくれている人は知っていると思いますが

最近 藤和乾物株式会社さんとの提供動画を投稿しました。

 

あの提供動画で ぼくは

藤和乾物さんから1円もギャラをもらっていません。

(商品はタダでもらいました)

 

そのかわりに ある条件を出しました

 

「ぼく9月に本を出すんです 買わなくていいので その本を会社の同僚さんたちに 軽~く宣伝してほしいです」

 

と。

 

TOWAMAN2号は 即 承諾してくれました。

てか 買ってくれたみたいです 笑

本当に ありがとうございます。

 

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最後に

 

 

発売日ギリギリまで 宣伝はしないでくれ

という わがままに付き合ってくれて ありがとうございます。

 

また

 

今回 ぼくが 本を出そうと思った理由として

(理由がいっぱいある)

 

「あ~ あのときに本を出しておけばよかったなぁ」

って 将来 後悔したくなかったから

 

そして なによりも

 

視聴者さんが喜ぶだろうなぁ~

って 思ったから。

 

ぼくが

本を出しました~!

って 言ったら

 

今日の酒はうめぇぜ~!

的な感じになるかなぁと思ったから。

(酒飲まんから知らんけど)

 

 

今回 編集者さんからメールをもらって

出版するまでに1年3ヶ月かかりました。

 

撮影初日に

「早速キッチンから撮影しましょうか じゃあ まな板を…」

編集者さんが 壁に貼った断熱材をはがし始めたときは どうしようかと思いました 笑

 

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大変だったけど 充実感がハンパなかったです。

疲れたけど 楽しかったな~

って 思えたのは

完全に人に恵まれたからだと思います。

てか 絶対そう。

 

楽しかったです!ありがとうございました!!

 

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長くなりましたが

みんなで一生懸命作ったので

買ってもらえると嬉しいです。

 

そして

 

すでに買ってくれた人は ありがとうございます!

とても嬉しいです!

 

 

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長くなってしまった…(´・ω・`)笑